住友林が急反発、海外販売の拡大方針に反応

　住友林業 <1911> が急反発。午前９時１９分に２３円高の１１６４円まで買われている。 　同社の中期的な海外住宅販売の拡大計画が５日付の日本経済新聞に報じられ、好感された。 　買収した米豪の住宅販売会社が寄与。米国では今３月期の販売計画１７００棟を１７年３月期には３０００棟に拡大する方針であるほか、豪州でも今期の１９００棟から１７年３月期に３０００棟へと増加を見通している。 　米国では南部で分譲用地を取得し木造住宅を販売するほか、西部地域では高価格帯住宅にも注力。豪州においても、分譲住宅だけだった地域で注文住宅に乗り出すなどの施策を打ち出しており、海外売上比率を高めていくという。（編集担当：片岡利文）