【今日のドル円】ユーロ主導の値動きに警戒、ECB政策発表や記者会見に注目

 市場全体において、本日最も注目度が高いのは欧州中銀(ECB)の金融政策発表とドラギECB総裁の記者会見になる。  ドル/円にとっても米新規失業保険申請件数などの重要指標があるが、ドラギECB総裁の会見開始と同時刻の発表のため、反応は限られ、ユーロ主導の動きに巻き込まれてしまう公算が大きい。「ユーロ/円とユーロ/ドル、どちらがより動くか」の結果がドル/円の方向感を決めるため、本日の欧州米国市場のドル/円は方向感を読みにくい展開になりそうだ。  なお、アジア市場と欧州市場中盤までのドル/円は主要国株や米長期金利を眺めて方向感を模索する見通しだ。昨日頭を押さえられた102.80円を突破出来れば、103.00円台乗せも視野に入ってくるが、引き続き上値の重さを露呈すれば、一旦は102円台半ばまで軟化することもあり得るだろう。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
市場全体において、本日最も注目度が高いのは欧州中銀(ECB)の金融政策発表とドラギECB総裁の記者会見になる。
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2014-06-05 09:45