スクリーンが急反発、米系証券による投資判断の引き上げ観測
大日本スクリーン製造 <7735> は急反発し、朝方には33円高(7.42%高)の478円を付けた。シティグループ証券は4日付リポートで、目標株価を560円(従来は580円)に見直したが、当面の株価は上値余地の方が大きいとして、投資判断を「2(中立)」から「1(買い)」に引き上げた。
会社側は5月7日に15年3月期業績予想を発表し、営業利益は100億円(前期比12.3%増)を計画。市場コンセンサスを大きく下回るとして株価は400円台前半まで下落したが、シティ証はレンジ下限に近いとして「失望感は織り込み済み」との見解を示した。
また、期初計画は受注が下ブレた1―3月期に策定されたもので、受注や売上前提にリスクを織り込み、諸経費は多めに見積もっていると指摘。7―9月期以降の投資再開で復調に向かうと期待したほか、収益性も製品構成や原価率の改善で計画を上回ると予想した。(編集担当:宮川子平)
大日本スクリーン製造は急反発し、朝方には33円高(7.42%高)の478円を付けた。
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2014-06-05 10:45