巴工業が朝高後に下げ転換、4月中間期の営業益は15%減
巴工業 <6309> が朝方に21円高の1647円まで買われたが、その後に売り圧力が高まりマイナス転換。午前10時3分に25円安の1601円を付けている。
同社は4日の引け後に、今10月期の4月中間期業績を開示した。
売上高は前年同期比3.0%増の199億5700万円、営業利益は同15.2%減の8億4600万円となり、純利益は同22.6%増の7億7400万円で着地。従来予想との比較では、売上高は7億円超、営業利益は2億円超の未達となった。
機械製造販売において、国内民需向けの機械や部品の販売が減少、海外向け機械および部品・修理では収益性の低い案件があり、営業減益の要因となった。一方、非連結子会社からの配当収入や、深センコンパウンド事業に係る少数株主持分の取得による特別利益の計上などが寄与し、最終増益となっている。
通期の業績予想は従来計画を据え置いており、売上高は413億円(前期比8.2%増)、営業利益は19億3000万円(同27.3%増)、純利益は12億円(同42.7%増)を見通している。(編集担当:片岡利文)
巴工業が朝方に21円高の1647円まで買われたが、その後に売り圧力が高まりマイナス転換。
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2014-06-05 11:15