日経平均は11円高、一時下げ転換も押し目買いに支えられる
5日の日経平均株価は前日比11円41銭高の1万5079円37銭と4日続伸して取引を終えた。
外部環境の改善を背景に買いが先行した。連日高の反動もあって上値は重く、次第に上げ幅を縮小。ECB理事会を控えて様子見ムードも強かったという。後場から弱含みの展開となって一時1万5000円に接近したが、押し目買いに支えられて下げ渋り、日経平均はプラス圏へ再浮上。一方、TOPIXは11営業日ぶりに反落した。
個別では、人気漫画コンテンツの配信開始を発表したエムアップ <3661> がストップ高。CBの買い入れ消却や自社株買いを発表したアサヒグループホールディングス <2502> も堅調に推移した。アドバンテッジアドバイザーズとの業務提携を発表したピクセラ <6731> も高い。ソフトバンク <9984> のロボット事業参入で菊池製作所 <3444> やCYBERDYNE <7779> などロボット関連銘柄も人気化した。
半面、酒税の追加納付の可能性があるとしたサッポロホールディングス <2501> が急落。15年1月期第1四半期で最終減益の三井ハイテック <6966> も軟調に推移した。自民党がカジノ法案の今国会での成立を見送る方針との一部報道を受けて、オーイズミ <6428> 、日本金銭機械 <6418> などカジノ関連銘柄の一角も売りに押された。(編集担当:宮川子平)
5日の日経平均株価は前日比11円41銭高の1万5079円37銭と4日続伸して取引を終えた。
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2014-06-05 15:00