ソリトンシステムズはミニゴールデンクロスが出現、今期2ケタ増益と業績好調

  主にセキュリティ対策ソフトとシステムの構築・運用を手がける、ソリトンシステムズ <3040> (JQS)は5日、20円高の725円と上昇、モミ合い放れが濃厚となっている。5日移動平均線が25日移動平均線を上抜けミニゴールデンクロスを示現し、買い指示が出ている。セキュリティ関連でテーマに乗っているほか、今期営業利益2ケタ増益と好調が見込まれ、割安感があることから、リバウンド幅を拡げる可能性が高まりそうだ。   足元の業績、今2015年3月期業績予想は、ITセキュリティ&クラウド事業については、前期にリリースした新製品等自社開発のセキュリティ製品の販売やサービスの提供を推進。サイバー攻撃対策の新ソリューションの提供を開始し、事業を拡大。映像コミュニケーション事業については、警察・消防等自治体向けの販売が順調に推移することが見込まれるほか、放送局向けに拡販、用途開拓も推進。エコ・デバイス事業については、製品構成の見直しを行い、収益の改善を図り、売上高118億円(前年同期比9.1%減)、営業利益10億8000万円(同13.0%増)、経常利益10億5000万円(同4.3%増)、純利益6億7500万円(同23.0%減)を見込む。年間配当は15円を予定 している。   株価は、1月16日につけた年初来の高値1080円から5月20日に年初来の安値641円まで4割の調整を挟んで上昇。6月5日に“モバイル活用とセキュリティ”および“サイバー攻撃対策”をテーマに「Soliton Security Seminar 2014」を開催。同社は大きく見直される可能性が出ている。今期予想PER10倍台と割安感があり、配当利回りは2.0%と利回り妙味がソコソコあり、下値不安は少ない。上値抵抗線である26週移動平均線を突破し、本格的なリバウンド相場となるか注目されよう。(N)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
主にセキュリティ対策ソフトとシステムの構築・運用を手がける、ソリトンシステムズ<3040>(JQS)は5日、20円高の725円と上昇、モミ合い放れが濃厚となっている。
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2014-06-06 07:15