【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】ウエスコHDは見直し余地大きい、航空レーザー測量装置で業績飛躍
このほど業績見通しの大幅増額を明らかにしたウエスコホールディングス <6091> (東2)に注目したい。
西日本を地盤とする総合建設コンサルタントで、土木構造物の点検や耐震化事業に注力し好調。14年7月期はこれまで売上高90億2000万円、営業利益3億9000万円、経常利益4億円を予定していたが、ここへきて売上高98億円、営業利益8億7000万円、経常利益9億円の見通しに上方修正した。
純利益は2億4000万円から2億8000万へと小幅の修正にとどまったが、一株利益は18円62銭の予想で、PERは11倍台にすぎない。一株当たり純資産596円から見ても割り安感強く、時価近辺は仕込みのチャンスと見られる。
15年7月期には航空レーザー測量装置を導入し、得意とする空間情報技術による画像解析力を一段と強化することで、ハザードマップの作成など、高付加価値事業を積極推進し収益のさらなる向上を図る方針。(経済・証券ジャーナリスト)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
このほど業績見通しの大幅増額を明らかにしたウエスコホールディングス(6091)(東2・単位100株)に注目したい。
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2014-06-06 11:30