三井物産はダブル底形成から出直り本格化、指標割安、中期で妙味
三井物産 <8031> は、今年3月後半と4月中旬に1400円前後で二番底を形成し出直りの展開、3月7日以来となる1600円が間近となっている。週末6日は5円安の1559円。
2014年3月期の増益転換と増配をを手がかりに今年2月の1307円から3月7日に年初来高値となる1636円まで約48%上昇した。
その2014年3月期は、営業利益が2013年3月期の26.9%減益から8.1%増益に転じた。2015年3月期の営業利益については公表していないが、1株利益と配当については公表。1株利益は211.9円(2014年3月期231.7円)、配当については連続増配の年64円を予定としている。2014年3月期の一挙、年16円増配に続く連続増配である。
石油などエネルギー、金属資源、化学品とも好調という。
配当利回りは実に4.1%と高く、PERでも7.3倍と指標面では割安感が目立つ。
ただ、PERの低いことはマーケットでの人気に欠けることを意味している。ウクライナ、中国、新興国など世界情勢の混沌としていることが頭を押えているといえる。
今後、この点の解消に目処がつけば一気に割安修正に動くものとみられる。その場合、月足チャートではモミ合い上放れから2500~2600円が見込める形だけに有望である。
中長期投資の向きには押し目買いで向かうのがよいだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
三井物産<8031>(東1・売買単位100株)は、今年3月後半と4月中旬に1400円前後で二番底を形成し出直りの展開、3月7日以来となる1600円が間近となっている。
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2014-06-07 06:45