【相場熟者が答える投資相談】リブセンスが戻ってきたので、どのあたりで手放せば良いか

■リブセンスを1500円で2000株持っています。戻ってきましたので売りたいのですが、売り値を教授ください(宮崎県・E)   【問い】 リブセンス <6054> を1500円で200株持っています。かなり戻ってきたので、どのあたりで手放せば良いか、アドバイスをよろしくお願いします。 ■26週線の1600円前後をめどに売却を   【答え】 リブセンスは、法人税減税や企業統治改革など市場を意識した政府の成長戦略の取りまとめに加え、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の資産運用の見直し前倒しを背景に、買い戻し主導で年初来の安値から上昇。現在、中段で保ち合いとなっています。   同社は、主に求人情報サイトを運営しているほか、不動産賃貸サイトなども運営しています。足元の業績、今12月期第1四半期業績は、Webマーケティングの強化やサイト機能の拡充などで2ケタの増収となったものの、サイト集客力やサービス認知度の向上を目的とした複数の地方都市にて「ジョブセンス」のテレビCMを放映。プロモーション活動に伴う広告宣伝費が増加したほか、従業員数の増加で人件費が増えたことが響き、売上高9億8700万円(前年同期比15.3%増)、営業利益1億3700万円(同67.2%減)、経常利益1億3700万円(同67.2%減)、純利益が8200万円(同65.0%減)と大幅減益着地となっています。通期業績予想は、売上高66億4900万円( 前期比56.2%増)、営業利益19億5000万円(同23.1%増)、経常利益19億5000万円(同23.0%増)、純利益12億19000万円(同24.0%増)を据え置いています。   株価は、1月6日の年初来高値2586円から5月21日に年初来の安値633円と76%の調整を挟んで6月4日高値1310円と上昇。1200円台半ばの中段で保ち合いとなっています。週足では13週移動平均線を突破し、騰勢を強めています。株式市況が好転したため、逆日歩が付く信用好需給を背景に買い戻し主導で、株価は底値から2倍以上に上昇しています。   今期予想PER28倍台と割安感に乏しく、通期会社計画は未達となる懸念があります。今回の上昇はあくまでリバウンドの域と捉えた方が無難といえます。2000円から上には戻り待ちの売りが控えていますので、上値抵抗線である26週移動平均線までの上昇か、8月半ばに予定される第2四半期決算の発表までには売却を考えるところでしょう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【問い】 リブセンス<6054>(東1)を1500円で200株持っています。かなり戻ってきたので、どのあたりで手放せば良いか、アドバイスをよろしくお願いします。
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2014-06-08 13:45