日経平均は127円高スタート、米株高や円の下落で
9日の日経平均株価は前週末比127円07銭高の1万5204円31銭で寄り付いた。日経平均が取引時間中に1万5200円台を回復するのは3月11日以来。米雇用情勢の回復基調にNYダウが最高値を更新したため、東京市場でも流れを引き継ぎ、幅広い銘柄に買いが先行した。
個別では、14年10月期業績予想を上方修正したTASAKI <7968> 、15年1月期第1四半期で大幅増益の丹青社 <9743> などが買い気配スタート。地熱・温泉バイナリー発電を行うための発電所用地として土地や温泉権(固定資産)の取得を発表したジオネクスト <3777> 、本決算を発表したクックパッド <2193> なども買われている。
半面、15年1月期第1四半期で減益だったポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス <3657> は軟調。14年7月期業績予想を下方修正したサムコ <6387> も下落している。横浜市のマンションで施工ミスが見つかった熊谷組 <1861> も売りが先行した。(編集担当:宮川子平)
9日の日経平均株価は前週末比127円07銭高の1万5204円31銭で寄り付いた。
japan,economic
2014-06-09 09:00