クックパッド急騰、前期は実質７円増配

　クックパッド <2193> が急騰。買い気配でスタートし、午前９時３３分に２２６円高（９．５％高）の２５９７円まで買われている。 　同社は６日引け後、前４月期業績を開示。前期の売上高は６５億７２００万円、営業利益は３１億３２００万円、純利益は１８億６８００万円となった。 　クックパッドは前期の第２四半期から連結財務諸表を作成しているため、連結業績の前期比較はできないものの、単体で見ると、売上高は前々期比３０．３％増の６４億９４００万円、営業利益は同２７．６％増の３３億７５００万円と拡大している。 　「クックパッド」の述べ月間利用者数は４月末時点で前年同月比３４．４％増の４４０４万人と拡大。スマートフォンからの利用が大幅に増加したほか、プレミアム会員数も１３０万人を突破している。 　また、未定となっていた前期の期末一括配当は１２円（前々期は分割後水準で５円）となり、実質７円増配とした。 　同社は今期から１２月決算となり、変則８カ月決算となる。業績計画は開示していないが、売上高や営業利益は前期の同期間の実績値を上回ると予想している。今期は前期の３Ｑに完全子会社化した英語・スペイン語のレシピサービス、４Ｑに完全子会社化したインドネシア語圏のレシピサービスなどが本格寄与すると見られる。（編集担当：片岡利文）