【今日のドル円】雲を巡る攻防の行方が焦点、上値模索の機運が高まる事も

　前週６日、ドル／円は米５月雇用統計発表直後に１０２．１１４円まで下押すも日足の一目均衡表の転換線（この日は１０２．１１３円）に下値を支えられ、その後雲の下限（同、１０２．６０７円）付近まで反発した。本日は雲（１０２．５８３円～１０２．６６３円）の下限付近でスタートしており、前週に続き雲を巡る攻防の行方が焦点となりそうだ。 　もし雲の上限を突破できれば上値模索の機運が高まる事が予想され、今月４日高値（１０２．７９６円）や先月２日高値（１０３．０１６円）を順に試す事となるだろう。ただし、６日に続き雲を突破できずに伸び悩むようならば、転換線（本稿執筆時点では１０２．１１３円）に向けて下押す事もあり得る。（執筆：外為どっとコム総合研究所　編集担当：サーチナ・メディア事業部）