くらの目標株価をいちよしが大幅引き上げ
くらコーポレーション <2695> のフェアバリューを、6日付のいちよし経済研究所リポートが引き上げた。
くらの今10月期4月中間期の営業利益は27億5100万円(前年同期比12.9%増)となり、いちよし予想の22億円を大きく上回って着地した。
通期の営業利益については、会社側は「コスト上昇など事業環境が不透明」として、41億8800万円(前期比4.8%増)の計画を据え置いている。しかし、いちよしでは「うな丼」の投入効果などで5月の月次既存店売上高が好調に推移していることから、今期の営業利益予想を53億円から54億5000万円に上方修正。海外成長も寄与すると見ている。
また、同業のカッパ・クリエイトホールディングス <7421> や元気寿司 <9828> と比較し、バリュエーションが割安である点も指摘。レーティングは最上位の「A」を継続し、目標株価は2200円から2800円に引き上げた。
くらの9日の株価は、前場に48円高の2380円まで上昇。年初来高値を更新したが、前週6日まで14日続伸していたこともあり、利益確定売りで後場に急落。小幅安に転じている(編集担当:片岡利文)
くらコーポレーションのフェアバリューを、6日付のいちよし経済研究所リポートが引き上げた。
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2014-06-09 13:15