【話題】NYダウ2万ドルへの期待と可能性
NYダウは、直近で1万7000ドルまで76ドルと迫っている。この先、NYダウは2万ドルに乗せるのか。日本のマーケット関係者に取材した。
今後のNYダウの見所は、毎月100億ドルずつ縮小されている金融緩和縮小策が今年10月に終わりとなる見通しにあることだろうという。今年10月に一気に150億ドル縮小して縮小策は終了し、次は、金融引き締めに焦点が移っていくものとみられている。
そうなれば、アメリカの10年物国債金利は3%台(現在2.6%ていど)に乗せてくるだろうという。金利上昇によって、足元においてやや揺らいでいる新規住宅着工に影響が出る心配が持たれている。それを、雇用拡大による消費拡大でどのていどカバーできるかがポイントと指摘されている。
この夏、8月頃まではNYダウは強い展開が予想され、1万7500ドルていどは十分に見込めそうだという。しかし、先行きの金利上昇を予想して警戒感が強まり2万ドルは難しいだろうと指摘がされている。
このため、現時点ではNYダウの高値を8月と置いて、日本のマーケットについては夏相場は強気で臨むのがよさそうである。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
NYダウは、直近で1万7000ドルまで76ドルと迫っている。この先、NYダウは2万ドルに乗せるのか。日本のマーケット関係者に取材した。
2014-06-09 16:00