Bガレージが急反落、前期営業減益を嫌気、中期計画は材料視されず

 ビューティガレージ <3180> が急反落。朝方は前日終値付近でもみ合っていたが、その後に売りが台頭し、午前11時18分には146円安(6.5%安)の2100円まで売られる場面があった。  同社は9日引け後に、前4月期業績と今期の業績予想を開示している。  前期業績は、売上高が前々期比22.1%増の64億5700万円となったものの、プロモーション費用の増加などが影響し、営業利益は同3.0%減の3億300万円、純利益は同9.5%減の1億7200万円と減益に終わり、売り要因となった。  今期の業績予想は、売上高が前期比14.4%増の73億9000万円、経常利益は同19.3%増の3億5200万円、純利益は同26.8%増の2億1800万円を計画している。  また、Bガレージは同時に中期経営計画を発表。プロ向け美容商材のネット通販サイトを展開する同社は、業界内で圧倒的ナンバーワンの地位確立を目指しており、収益構造の転換やPB(プライベートブランド)商品の開発強化、開業支援や経営支援などの戦略を打ち出した。  数値目標としては、17年4月期に売上高100億円(14年4月実績比で55.0%増)、経常利益7億円(同2.4倍)、経常利益率7%を目指すという。(編集担当:片岡利文)
ビューティガレージが急反落。朝方は前日終値付近でもみ合っていたが、その後に売りが台頭し、午前11時18分には146円安(6.5%安)の2100円まで売られる場面があった。
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2014-06-10 12:45