任天堂はマイナス転換、人員削減報道も改革半ばとの見方

 任天堂 <7974> が午前9時6分に340円高の1万2330円まで急伸。しかし、その後は徐々に上げ幅を縮小、後場には前日終値を大きく割り込み、160円安の1万1830円まで売られている。  8月末をメドに、同社が欧州で130人を削減、合理化策を進めると報じられている。これは欧州全体の人員の約1割に当たるという。物流を外部委託とするほか、分散していた各社の本社機能をドイツのフランクフルトに統合するとされている。  構造改革の進展期待が朝方の株価上昇につながったものの、日経平均が朝高後に急速に売りに押されたことや、今3月期の営業黒字転換にはさらなる改革が必要との見方もあり、買いの勢いは続かなかった。(編集担当:片岡利文)
任天堂が午前9時6分に340円高の1万2330円まで急伸。しかし、その後は徐々に上げ幅を縮小、後場には前日終値を大きく割り込み、160円安の1万1830円まで売られている。
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2014-06-10 14:00