ボトムから7割高のアイフル、出来高増え買方と売方が鬩ぎあいの様相

  アイフル <8515> は、出来高を伴って右肩上がり相場の展開となっている。10日(火)は19円安の463円と続落し、出来高は東証1部出来高ランキングにおいて第4位となっている。こうした展開からみると、買方と売方の鬩ぎあいの様相が強まっているといえそうだ。   3月と4月に300円前後でダブル底を形成し上昇に転じ、去る、9日には492円まで約72%の上昇率となっている。   2015年3月期見通しは明らかにされていないが、2014年3月期の営業利益が52.9%増益だったことから延長線的観点から今期の堅調が期待されているようだ。   信用保証業務における個人向け無担保ローン保証先は71社、支払承諾見返残高は438億3800万円(前期末比5.2%増)。もう一方の事業者向け無担保ローンは保証先96社、支払承諾見返残高366億5000万円(同比289.7%増)となっている。   株価上昇に伴い30日線との乖離率が20%ていどまで拡大している。過去には40%前後の乖離率もあるが、概ね、20%乖離率で株価は調整入りとなって30日線近辺まで押しているケースが多い。   また、このところの出来高増加の背景には、空売り(信用売り)の増えていることも注目だろう。売り攻勢に耐えることができれば、先行き取組妙味が増すことになる。   その意味では、株価がどこで底打ちするかがポイントだろう。仮に、30日線まで押すようだと売方の買い戻しが可能となってくるから、当面、15日線の435円前後で下げ止まるかどうかが見所だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
アイフル<8515>(東1)は、出来高を伴って右肩上がり相場の展開となっている。10日(火)は19円安の463円と続落し・・・。
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2014-06-11 07:30