キーウェアソリューションズは反動調整のほぼ最終局面、反発のタイミング
システム開発のキーウェアソリューションズ <3799> (東2)の株価は急騰の反動調整局面が続いたが、9月高値からほぼ3分の1水準に到達して反動調整のほぼ最終局面のようだ。反発のタイミングだろう。
システム開発事業(公共システム開発、ネットワークシステム開発など)、総合サービス事業(システムインテグレーション、ITサービス、サポートサービスなど)、その他事業(機器販売など)を展開し、筆頭株主のNEC <6701> との連携によって、医療分野や流通・サービス業分野へ事業領域を広げ、ERP関連やセキュリティ関連も強化している。
今期(14年3月期)連結業績見通しについては、売上高が前期比7.8%増の176億円、営業利益が同11.9%増の6億円、経常利益が同0.8%増の5億30百万円、純利益が同9.2%減の5億30百万円としている。主要顧客のNEC、日本HP、JR関連を中心として、ネットワークシステム開発やシステムインテグレーションの受注が好調である。プロジェクト管理徹底や事業構造改革の効果も寄与する。第2四半期累計(4月~9月)は増収や業務効率化などの効果で営業損益が大幅に改善しており、通期ベースでも営業損益の改善が期待される。
株価の動きを見ると、急騰して付けた9月10日の年初来高値2154円から反落して調整局面となり、水準切り下げの展開が続いた。12月24日には710円、12月25日には703円まで調整する場面があった。ただし12月25日は終値で前日比30円(4.15%)高の753円まで戻し、さらに12月26日は前日比51円(6.77%)高の804円まで戻す場面があった。9月高値からほぼ3分の1水準に到達して反動調整のほぼ最終局面のようだ。
12月26日の終値803円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS62円33銭で算出)は12~13倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間10円で算出)は1.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS679円20銭で算出)は1.2倍近辺である。週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んだが、足元では下げ渋り感を強めている。反発のタイミングだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
システム開発のキーウェアソリューションズ<3799>(東2)の株価は急騰の反動調整局面が続いたが、9月高値からほぼ3分の1水準に到達して反動調整のほぼ最終局面のようだ。反発のタイミングだろう。
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2013-12-27 09:30