今日の陽線率
今日の陽線率は、90%と予測。理由は、MSCIカントリーカテゴリの変更が予想されながらもなかった過去2回は、3000億レベルの買い戻しが入りました。
今回は、14000~15000円の上昇過程でその売りが2000億以上あると言われています。この書い需要を誘うような仕掛けが入れば、後場の一段高も。
※以下は、一昨日に提供した情報です。昨日入会も方もいらっしゃいますので、再掲載。
今回は、MSCIの広いカバレッジ指数に現在含まれていない中国株をMSCI新興国株指数「Emerging Markets」指数に組み入れ、現在はMSCI「Emerging Markets」に含まれている韓国株(MSCI Korea)と台湾株(MSCI Taiwan)をMSCI先進国株指数「Developed Markets」にシフトさせることが検討されると思います。
この検討した結果が、6月11日早朝に発表される予定になっています。
単純にこのシフトがすべて実施された場合どうなるか、日本株にはどんな需給が発生するかここがポイントです。
中国株がMSCI新興国株指数に含まれるため、既存のMSCI新興国株指数に含まれる国の株価指数(韓国や台湾、ブラジル、東南アジア諸国など)は売り対象となります。
また、韓国株と台湾株がMSCI先進国株指数にシフトすると、既存のMSCI先進国株指数(米国や日本、欧州)には売りが発生することになります。日本株については、2000-3000億円といわれる売り需要となります。
実は、昨年、一昨年も同様のカントリーカテゴリ見直しが検討され、実施されなかった経緯があり、その際には事前に売りポジションを積み上げた機関投資家の怒涛の買い戻しがありました。つまり、今年もこの上げで局面で事前に売りが積み上がっている可能性があり、内容次第では怒涛の買い戻し需要が発生する、変更があれば、フラットとなるという上げ優位な内容となります。
箇条書きにすると
・見直しが発表される
→見直し売り需要と、見越しした事前売りの買い戻し需要がマッチングしフラット
・見直しが過去に続き見送り
→見越しした事前売りの買い戻し需要で怒涛の買い戻し
尚、市場インパクトが大きいので、今回見直しされた場合の実施は、来年の5月なります。
最後に、我々は他のマーケット参加者が株価をどう「感じる」かに賭けます。なぜか。最終的に、株価を動かすのは人間であり、人間の感じ方や感情が問題なので。(情報提供:株式会社アイリンクインベストメント)
今日の陽線率は、90%と予測。理由は、MSCIカントリーカテゴリの変更が予想されながらもなかった過去2回は、3000億レベルの買い戻しが入りました。
economic
2014-06-11 11:30