洋ゴムが続落、1300億円の設備投資計画を懸念視

 東洋ゴム工業 <5105> が急落。午前9時25分に50円安(5.5%安)の865円まで売られている。  同社は10日前場に新中期経営計画を発表。16年12月期の経営目標として、売上高4700億円、営業利益520億円を打ち出した。また、同期間に合計1300億円の設備投資を計画している。  タイヤ事業の商品戦略では、SUVやピックアップ・トラック用タイヤの積極拡販やトラック・バス用タイヤの商品開発強化などを図り、供給面では海外生産比率を高めていくという。  ただし、設備投資額が巨額であることから、財務懸念などが11日の株価を押し下げたもようだ。同社社長は記者会見で資金調達について「起債も選択肢」と発言しており、今後は転換社債の発行なども考えられる。(編集担当:片岡利文)
東洋ゴム工業が急落。午前9時25分に50円安(5.5%安)の865円まで売られている。
japan,company
2014-06-11 11:30