コーセルは年初来高値、今期の増収増益予想を好感、中計も開示
コーセル <6905> は11日午前11時に開示した15年5月期業績予想を好感した買いを集め、一時153円高(12.78%高)の1350円と急伸。1月7日の年初来高値1249円を上回った。1300円台回復は昨年(13年)6月以来。
今期は売上高235億円(前期比13.3%増)、経常利益46億5000万円(同23.2%増)、純利益30億円(同31.8%増)を見込み、配当は中間期・期末とも13円の年間26円(前期は24円)を予定した。欧州やアジアでは需要の停滞が懸念される一方、米国では医療機器関連や制御機器関連で設備投資が増加傾向にあり、国内でも通信インフラ向け需要の拡大などが期待されるという。
11日は3カ年の中期経営計画も発表している。最終年度の17年5月期で、売上高278億円、経常利益55億6000万円を計画した。海外売上高比率を14年4月期実績の23%から28%に引き上げる。また、売上高経常利益率は20%確保を目指す。(編集担当:宮川子平)
コーセルは11日午前11時に開示した15年5月期業績予想を好感した買いを集め、一時153円高(12.78%高)の1350円と急伸。
japan,company
2014-06-11 11:30