日経平均は反発、銀行株が堅調で買い安心感=長島和弘
■今日の動きから
6月11日の東京株式市場、日経平均株価は74円68銭高の1万5069円48銭と反発し、1万5000円を回復しました。前週末の信用買い残高が4週連続で減少し、需給が改善されているほか、政府の成長戦略の発表に対する期待感が下支えし、大型株中心に切り返す動きとなりました。日経225採用で値上り銘柄数は175、値下り銘柄数は38、変わらずは12。東証1部上場値上り1267銘柄、値下り400銘柄、変わらず145。全33業種中不動産業を除く32業種が値上り。TOPIXも反発。マザーズも反発。東証REITも反発しました。
日経平均採用銘柄では、三菱UFJ <8306> が上値追いとなるなど、銀行株が堅調で全体に買い安心感が伝わり、買い戻す動きが広がった。
東証1部市場では、丸栄 <8245> など低位材料株が値上り率上位に入っており、信用買残の整理が済んだ銘柄から全般底上げ機運が高まると期待されよう。(執筆者:長島和弘)
日経平均採用銘柄では、三菱UFJが上値追いとなるなど、銀行株が堅調で全体に買い安心感が伝わり、買い戻す動きが広がった。
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2014-06-11 15:45