一桁台前半の増益ながら前期に続いて過去最高益更新が期待される銘柄は=金山敏之
今期の業績は伸び率こそ大幅に鈍るもののこれまでで最高だった2008年3月期にほぼ並び、上振れすれば最高益更新も期待できるとみられています。こうした状況のなか最近の週の投資のヒントでは最高益更新が予想される銘柄を取り上げています。5日には「営業利益で10年以上ぶりの更新が期待される銘柄」を、6日には「数年ぶりに過去最高益更新が期待される銘柄」を、9日には「二桁増益で前期に続いて過去最高益更新が期待される銘柄」を、そして昨日には「一桁台後半の増益で前期に続いて過去最高益更新が期待される銘柄」をリストアップしました。
今回は一桁台前半の増益で増益幅こそ大きくないものの前期に続いて過去最高益更新が期待される銘柄をピックアップしてみました。主だったものには、サンリオ <8136> や旭化成 <3407> 、富士重工業 <7270> 、ヤクルト <2267> 、住友不動産 <8830> 、住友大阪セメント <5232> 、セコム <9735> 、三越伊勢丹HD <3099> 、トヨタ <7203> 、スズキ <7269> などがありますが、なかでもトヨタやスズキなどでは消費増税の駆け込み需要の反動や円安効果の縮小などによって今期の営業利益は小幅な伸びに止まる見通しとなっています。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回は一桁台前半の増益で増益幅こそ大きくないものの前期に続いて過去最高益更新が期待される銘柄をピックアップしてみました。
economic,fxExchange
2014-06-11 18:00