日経平均は127円安スタート、1万5000円を割り込む
12日の日経平均株価は、127円33銭安の1万4942円15銭で寄り付いた。
、前日のNYダウは102ドル安と反落。連日の最高値更新の反動が見られたほか、利益確定売りも観測された。外国為替市場ではドルが102円前後と円高傾向を示しており、輸出株の売り要因となっている。
個別では、今1月期1Q業績が減収減益となったジャストプランニング <4287> が売り気配でスタート。今7月期の3Q純利益が大幅減益となったティー・ワイ・オー <4358> も売り気配となっている。
また、今1月期1Q純利益が63%減となった東京ドーム <9681> が急落。キョーリン製薬ホールディングス <4569> 株の買い増しを発表した帝人 <3401> が弱含んでおり、キョーリンHも売りが先行している。インドのジェネリック企業の買収を発表した明治ホールディングス <2269> も軟調となった。
一方、仏企業のエネルギー事業を共同買収の方針と報じられた三菱重工業 <7011> は買いが先行。6年ぶりの新卒採用が報じられた中山製鋼所 <5408> や、約25億円の第三者割当増資を発表したリプロセル <4978> などが堅調となっている。(編集担当:片岡利文)
12日の日経平均株価は、127円33銭安の1万4942円15銭で寄り付いた。
japan,economic
2014-06-12 08:45