【今日のドル円】20日移動平均線を巡る攻防、米5月小売売上高には要注意
ドル/円相場は昨日、6月2日以来の102円台割れとなった。昨日は20日移動平均線を下回ると買い支えられたものの、戻りは弱めで、今朝の東京市場では同線の下部からスタートした。主要国株価の弱さ、米長期金利の上昇に一服感が出たことが、ドル/円の圧迫要因になっている。本日もこうした流れが続くかが焦点だ。下向きの圧力が掛かり続ければ、200日移動平均線のある101.500円前後までの一段の押しもあり得るだろう。
なお、本日は米5月小売売上高(21時30分)が発表される。米国の国内総生産(GDP)の7割を占める個人消費の強弱を確認する上で重要な指標だ。この結果を受けて株価や米長期金利が大きく動けば、ドル/円も連れて動くと考えられる。発表前後の相場の動きには要注意だ。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ドル/円相場は昨日、6月2日以来の102円台割れとなった。昨日は20日移動平均線を下回ると買い支えられたものの、戻りは弱めで、今朝の東京市場では同線の下部からスタートした。
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2014-06-12 10:00