スポット金は続伸。米株式市場下落及びドル安が背景に

 11日(水曜日)のスポット金は続伸。米株式市場下落及びドル安が背景になった。  世界銀行は世界成長率見通しを下方修正したことで、米株式相場は3週間ぶりの大幅安。ダウ工業株30種平均は6日ぶりに下げた。S&P500種 株価指数は5月20日以来の大幅安となった。また、ドル対円が大幅に下落、一時101.86(5月30日以来)の安値になった。ドル安も金の買いにつながった模様。  11日のWTI原油先物7月限は小幅上昇した。イラク情勢の悪化懸念および米エネルギー情報局(EIA)の週間原油在庫減少したことが背景。  イラク第2の都市モスルを制圧したイスラム教スンニ派の過激派は、製油所のあるバイジに進撃。市場では供給混乱懸念が広がっている。NY時間米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間統計によると、原油在庫は259.6万バレルの減少となった。また、石油輸出国機構(OPEC)は11日、予想されていた通り、日量3000万バレルの原油生産目標据え置きで合意した。(情報提供:東岳証券株式会社)
11日(水曜日)のスポット金は続伸。米株式市場下落及びドル安が背景になった。
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2014-06-12 10:45