日経平均は142円安スタート、イラク情勢の緊迫化でリスク回避

 13日の日経平均株価は前日比142円54銭安の1万4830円99銭で寄り付いた。イラク情勢の緊迫化を背景にリスク回避の売りが先行した。米国株が下落し、ドル・円は101円台後半と円高が進んだことで輸出関連株を中心に弱含んでいる。  業種別では、ホンダ <7267> など自動車株や、クボタ <6326> など機械株が軟調。三井住友フィナンシャルグループ <8316> など銀行株や、三菱地所 <8802> など不動産株も下落した。個別では、14年4月中間期で計画をやや下回ったオハラ <5218> がさえない。  半面、銀行団と金融支援の継続で大筋合意と報じられたアイフル <8515> は上昇した。15年1月期第1四半期で黒字転換の石井表記 <6336> は買い気配スタート。米社との委受託契約を締結したアンジェス MG <4563> なども物色されている。(編集担当:宮川子平)
13日の日経平均株価は前日比142円54銭安の1万4830円99銭で寄り付いた。
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2014-06-13 09:15