トーエルが堅調、今期営業益は中間期が減益、通期は増益の計画

 トーエル <3361> が堅調。寄り付きで4円高の600円まで買われている。  同社は12日引け後、今4月期の業績予想を開示。10月中間期予想は、売上高が119億円(前年同期比3.1%増)、営業利益は4億3000万円(同18.7%減)を予想している。  中間期では営業減益を見通しているが、通期の営業利益は前期比9.4%増の17億円を予想、営業増益に転じる計画が好感されたもようだ  LPガスの安定収入に加え、LPガスと太陽光発電、燃料電池、蓄電池のパッケージシステムにより総合エネルギー供給提案で需要開拓に取り組むほか、ウォーター事業では従来のリターナルボトルに加え、ボトルが使い捨てとなるワンウェイボトルでの積極的な全国展開も図るという。  同社の前期業績は、売上高が前々年同期比10.0%増の269億9100万円、営業利益は同14.0%減の15億5300万円となった。LPガス事業においてガスの輸入価格上昇に対する販売価格の適正化が寄与したものの、ウォーター事業における円安による輸入価格上昇は収益を圧迫した。(編集担当:片岡利文)
トーエル が堅調。寄り付きで4円高の600円まで買われている。
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2014-06-13 09:45