アイネットは「2016年問題」など、好環境を評価する
アイネット <9600> は、リバウンド後の値固めが最終局面に入ってきたニュアンスだ。配当利回りは3.95%と、魅力十分のポジションに位置している。利回り狙いの買いに乗って、訂正高が活発化する局面に移行していくものと思われる。
前2014年3月期は、営業利益16億6400万円(前々期比8.2%増)と順調な収益を確保。そして、今2015年3月期も営業利益18億8000万円(前期比13.0%増)の連続増益が見込まれている。前期に続いての史上最高利益と、レベルが高い決算である。
同社はデータセンターを活用したITマネージドサービスやクラウドサービスを行う情報処理サービス、及び金融業向けなどのシステム開発サービスを提供している。国内IT市場では、国民一人ひとりに番号を振り、税の徴収や社会保障給付に役立てる共通番号(マイナンバー)の導入など、金融・公共など大型案件が集中する情報システム「2016年問題が控え、同社にとって追い風が吹く状況だ。
企業のビッグデータの活用やクラウド導入への投資が増加しているほか、企業のIT投資への意識するポイントが「業務コスト削減」から「売上増大」や「顧客サービス向上」など、ビジネス指向に変化、IT需要はさらに盛り上がっていくと推定される。
こうした中、顧客企業のシステム設計から構築・運用・保守等のシステムインテグレーション、自社データセンターを活用した受託計算・ITマネージドサービス・クラウドサービス等のITサービスを、ワン・ストップで提供していくことで競争力を高め、中期成長を目指している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
アイネット<9600>(東1)は、リバウンド後の値固めが最終局面に入ってきたニュアンスだ。配当利回りは3.95%と、魅力十分のポジションに位置している。
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2014-06-13 10:00