【今日のドル円】イラク情勢を受けたリスクオフにも注意、ドル売り・円買い要因に

 ドル/円は昨日、ハッキリと20日移動平均線を下回ったが、一旦は200日移動平均線手前でサポートされた格好だ。本日はこの200日線(執筆時点:101.542円)付近で足場を固められるかどうかが正念場だ。  本日は日銀金融政策決定会合及び黒田日銀総裁の会見が予定されている。政策変更期待はなく、また黒田総裁が目新しい発言をするという期待も減退しているが、前回のように会見中に仕掛け的な売買が飛び交う可能性は十分にあるため、要注意だ。  また、イラク情勢を受けたリスクオフムードが引き続き拡大する可能性もある。これはドル売り・円買い要因となっている。200日線を割り込むと、ボリンジャーバンド(MA=20日)の2シグマ下限(執筆時点:101.172円)辺りまで一段安になる可能性はある。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ドル/円は昨日、ハッキリと20日移動平均線を下回ったが、一旦は200日移動平均線手前でサポートされた格好だ。本日はこの200日線(執筆時点:101.542円)付近で足場を固められるかどうかが正念場だ。
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2014-06-13 10:00