日経平均は反落、ロボット関連が上昇=長島和弘

■今日の動きから  6月16日の東京株式市場、日経平均株価は164円55銭安の1万4933円29銭と反落しました。円高推移を嫌気し主力の輸出関連中心に売り直されました。日経225採用で値上り銘柄数は27、値下り銘柄数は190、変わらずは8。東証1部上場値上り518銘柄、値下り1147銘柄、変わらず149。全33業種中鉄鋼を除く32業種が値下り。TOPIXも反落。マザーズは4日続伸。東証REITは続伸しました。  政府の『ロボット戦略』の全容がわかったと伝わったほか、ロボット関連を金融紙で取り上げたことから、第一精工 <6640> をはじめ関連銘柄が上昇。  また、日新薬 <4516> などバイオ関連が、外部環境の影響を受けにくい銘柄として物色の矛先が向かった。  全般相場は、円相場の動向に左右される展開が続くと予想されるが、物色意欲の旺盛な展開は続きそうだ。(執筆者:長島和弘)
全般相場は、円相場の動向に左右される展開が続くと予想されるが、物色意欲の旺盛な展開は続きそうだ。
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2014-06-16 18:00