日経平均は29円高スタート、前日の反動で買い先行

 17日の日経平均株価は前日比29円70銭高の1万4962円99銭で寄り付いた。前日に急落した反動もあり、日経平均は反発してスタート。一時1万5000円台を回復した。弱含んでいたドル・円が朝方にやや下げ渋ったことも支えになっているようだ。  個別では、米国で実施した消炎鎮痛貼付剤ETOREATRの第3相臨床試験の結果を開示したメドレックス <4586> は買い気配。株主優待制度の導入を発表したジャパンマテリアル <6055> 、全国保証 <7164> も堅調。東証1部に指定されたティア <2485> も上昇した。JOGMECが公募したメタンハイドレート開発支援業務を受託した石油資源開発 <1662> もしっかり。  半面、中間期で赤字に転じ、通期業績予想を未定に変更したジャパンベストレスキューシステム <2453> は売り気配スタート。直近で活況だった菊池製作所 <3444> 、ヒーハイスト精工 <6433> などのロボット関連銘柄は利益確定売りに押されるものが目立っている。(編集担当:宮川子平)
17日の日経平均株価は前日比29円70銭高の1万4962円99銭で寄り付いた。
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2014-06-17 09:15