ジャパンフーズは中期計画を推進中、株価の割安さはさらに強まる
ジャパンフーズ <2599> に見直し人気が回り、浮上態勢に入ってきた。PBRが0.8倍と絶対的に安く、PERも8.8倍と低水準にとどまり、自然発生的な買い物を集めつつ訂正高へスタートを切ったものと思われる。
今3月期の業績は、売上げが従来予想の390億円から350億円(前期332億900万円)に引き下げ、営業利益も14億8000万円から12億1000万円(同7億4500万円)に引き下げた。ただ、それでも大幅増益の基調に変化はない。
前3月期をスタートに、2016年3月期を最終年度とする、4カ年の中期経営計画("JUMP2015"-次世代へ-)をスタートさせており、現在でも割安な水準のPERはさらに低下していくものと思われる。基本の経営戦略は、まず飲料受託製造のコアビジネスの収益拡大を図る。昨年7月に世界最新鋭の炭酸・非炭酸兼用の無菌充填ラインを導入。間髪を入れず既存大型ペットラインを炭酸・非炭酸兼用の無菌充填ラインに変更した。
その一方で、海外事業、水宅配事業、自社製品などの新規ビジネス事業の着実な推進を図る。中国の飲料受託製造事業会社で、4本目のラインが8月に生産を開始し、順調に稼働している。今後益々需要増が期待される水宅配市場でも、全国で販売強化を推進中である。
最終年度の2016年3月のあるべき姿として売上げ600億円(スタートの2013年3月期232億900万円)、営業利益27億円(同7億4500万円)の水準をイメージしている。時間の経過を追って、株価の割安感はさらに強まっていく方向が予想される。見直し相場のスケールは大きい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
ジャパンフーズ<2599>(東1)に見直し人気が回り、浮上態勢に入ってきた。PBRが0.8倍と絶対的に安く、PERも8.8倍と低水準にとどまり、自然発生的な買い物を集めつつ訂正高へスタートを切ったものと思われる。
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2013-12-27 11:00