日経平均は42円高で取引終了、終値1万5000円台は維持できず

 17日の日経平均株価は前日比42円68銭高の1万4975円97銭と反発して取引を終えた。米国株の上昇を受けて東京市場でも買いが先行した。  円が対主要通貨で弱含んだことも支えになり、日経平均は一時1万5000円台を回復したが、手掛かり材料難で積極的に上値を追うような動きはみられず、戻り売りに上値を抑えられて終値では回復できなかった。  個別では、15年2月期業績予想を上方修正したディップ <2379> が高い。自社株買いを発表したオカモト <5122> も堅調。成長戦略に「統合型リゾート施設」を盛り込む方針と伝えられ、日本金銭機械 <6418> 、オーイズミ <6428> などカジノ関連株も物色された。ミクシィ <2121> はロボット関連株からの資金シフトの声もあって急伸した。国内証券による新規「買い」が観測されたそーせいグループ <4565> も堅調。  半面、菊池製作所 <3444> 、第一精工 <6640> などロボット関連株は利益確定売りに押された。上期で赤字に転じ、通期業績予想を未定としたジャパンベストレスキューシステム <2453> も軟調。(編集担当:宮川子平)
17日の日経平均株価は前日比42円68銭高の1万4975円97銭と反発して取引を終えた。
japan,economic
2014-06-17 14:45