外国人投資家が大きく買い増した銘柄は=金山敏之
日曜日の日本経済新聞によると、上場企業の外国人持ち株比率が一段と上昇しているようです。3月末時点でトヨタ <7203> や日立 <6501> などの外国人持ち株比率が過去最高となり、全体の3分の2にあたる約2300社で比率が高まったと伝えています。そこで今期はTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に昨年9月末に比べこの3月末の外国人持ち株比率が5ポイント以上も大きく上昇した銘柄をピックアップしてみました。
そのなかでも外国人持ち株比率の上昇が大きかったのがりそなHD <8308> や海外での公募増資を行ったDMG森精機 <6141> で1割以上も比率が上昇しています。そして株価のパフォーマンスをみてみると、外国人持ち株比率が8ポイント前後アップしたミネベア <6479> やセイコーエプソン <6724> の健闘が目立ち、ミネベアとセイコーエプソンの株価は昨年9月末と比べ倍以上となっています。一方で外国人持ち株比率が5ポイント余りアップしたディーエヌエ <2432> の株価は大きく下落しています。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今期はTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に昨年9月末に比べこの3月末の外国人持ち株比率が5ポイント以上も大きく上昇した銘柄をピックアップしてみました。
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2014-06-17 16:45