日経平均は33円高、「マイナンバー関連」が買われる
18日の日経平均株価は、33円92銭高の1万5009円89銭で寄り付き。
前日のNYダウが27ドル高と小幅続伸、また、高騰を続けていた原油先物価格が下げ基調となったことも好感され、日経平均は小幅高で寄り付いた。外国為替市場ではドルが102円台前半とやや円安が進行している。
個別では、マイナンバー制度の医療分野への活用が報じられたことで、ITbook <3742> が買い気配、アイネス <9742> は急騰している。また、1対2の株式分割を発表したフジ・コーポレーション <7605> 、今5月期に過去最高益更新を見通したツルハホールディングス <3391> などは買い気配となっている。
ほかにも、補助金収入などで前4月期が29%増益となった菊池製作所 <3444> が急騰、今3月期1Qに31億円の特別利益を計上する日立造船 <7004> や、鋼材事業が今期に黒字転換見通しと観測された神戸製鋼所 <5406> が強い動きを見せている。
一方、新株予約権で44億円を調達するJUKI <6440> が売り気配でスタート。仏アルストムの買収計画の詳細が明らかになった三菱重工業 <7011> は売り先行となり、中期経営計画を発表したニコン <7731> も軟調となっている。(編集担当:片岡利文)
18日の日経平均株価は、33円92銭高の1万5009円89銭で寄り付き。
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2014-06-18 08:30