ＪＵＫＩが急落、新株予約権の発行で株式希薄化を懸念

　ＪＵＫＩ <6440> が急落。売り気配でスタートし、午前９時１７分に２０円安（８．９％安）の２０５円まで売られている。 　同社は１７日引け後、野村証券を割当先とする第三者割当方式の新株予約権を発行すると発表。新株予約権の当初の行使価格は２２５円だが、ＪＵＫＩの株価変動に応じて見直され、１６８円が下限となる。資金調達額は最大で約４４億円、最小で約３３億円とされている。 　同予約権による潜在発行株式は２０００万株となり、現在の発行済み株式の１５．４６％に相当。最大１３．３９％の株式希薄化が嫌気されての株価急落となった。（編集担当：片岡利文）