プラザクリエは構造改革期から再成長期入りを評価し急騰特性思惑が再燃し急反発
プラザクリエイト <7502> (JQS)は、17円高の617円と4営業日ぶりに急反発して始まっている。今3月期業績は、小幅減益転換が予想されているが、ほぼ前期並みをキープ、前期までの構造改革期から今期は成長戦略を推進する布石の1年になることを評価して、持ち前の急騰特性発揮を期待する買い物が再燃している。成長戦略の一角として世界最大のオンラインプリント会社のビスタプリント社(オランダ)との合弁会社を今年3月1日に設立し、順次稼働させていることや、NTT西日本へ技術提供しアナログからデジタルに変換するBtoB連携を強化することも関連材料視されている。
■プリントショップへ脱却し「アナログ・デジタル変換サービス」拡充
同社の今期業績は、売り上げ200億円(前期比0.7%減)、経常利益5億円(同0.5%減)、純利益3億円(同2.9%減)と小幅減収減益転換が予想されているが、3期連続の黒字継続でほぼ前期並み利益を達成する。プリント事業では、写真偏重から脱却するプリントショップの新業態店へのリニューアルを継続するとともに、「アナログ・デジタル変換サービス」を拡充して、売り上げを103億円(前期比2.8%増)、経常利益を前期並みの3億9000万円、モバイル事業では、キャリアとの連携を強化して「ワイモバイル」の店舗を展開、売り上げを94億円(同3.1%減)、経常利益を前期並みの1億6000万円と見込んでいることなどが要因となる。
■今年2月、6月と2日連続でストップ高するなど急騰特性は折り紙付き
一方、同社の株価急騰特性は折り紙付きである。今年2月に発表した前期配当の増配と株式分割(1対3)を好感して2日間のストップ高を演じて2138円高値をつけ、1453円で権利を落とし、分割権利落ち後安値301円から下げ過ぎ訂正で底上げ、6月11日、12日には同じく2日連続のストップ高を演じ、株式分割権利落ち後高値750円まで短期2.4倍化した。新興市場の値動きの軽い銘柄に値幅取り狙いの買い物が続ており、有力株の一角として、急騰幅の3分の1押し水準からの上値再挑戦が強まろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
プラザクリエイト<7502>(JQS)は、17円高の617円と4営業日ぶりに急反発して始まっている。今3月期業績は、小幅減益転換が予想されているが、ほぼ前期並みをキープ・・・。
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2014-06-18 10:00