アズマハウスは配当利回り4.3%がアピール、中計見直しも
アズマハウス <3293> (JQS)が浮上態勢に入ってきた。今2015年3月期の業績が、売上げ132億8600万円(前期比0.4%増)、経常利益16億7500万円(同6.5%増)、と慎重な見通しでスタートしたため、株価はもみ合いが続いていたが、脱デフレの象徴として不動産株が見直される中、配当利回り4.3%、PBR0.5倍の同社も注目を集める存在となってきているようだ。
中期経営計画では2017年3月期に売上げ136億円(2014年3月期実績132億2600万円)、経常利益18億500万円(同15億7200万円)を目指しており、安定した伸びが続く見通しだ。中期経営計画の骨子は3つ。既存事業の深耕、マーケットエリア拡大、多角化推進の基本戦略を推進し、企業としての総合力を高めていく。
既存事業の深耕では不動産・建設事業における既存シェアの向上、及び安定収益源である不動産賃貸事業の更なる事業拡大を目指し、自社不動産賃貸資産の積み増し、不動産管理・不動産賃貸営業及び土地有効活用事業の連携による管理物件数の拡大を行う。
不動産・建設事業では、不動産仲介のフランチャイズチェーンであるハウスドゥの加盟店として、堺支店、2014年4月に狭山金剛店を開設、大阪府下での知名度向上を図り営業エリアの拡大を目指す。また、同時に、土地有効活用事業の営業拠点としての機能も持たせることで、土地有効活用事業の早期拡大を図る計画だ。
多角化を目的とする土地有効活用事業では、特にサービス付き高齢者向け住宅建築受注獲得の拡大を目指している。近畿圏で戸建賃貸フランチャイズを行う会社と業務提携を締結し、新たな戸建賃貸プランの提供を開始するなど、新規事業の収益化を急ぐ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
アズマハウス<3293>(JQS)が浮上態勢に入ってきた。今2015年3月期の業績が、売上げ132億8600万円(前期比0.4%増)・・・。
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2014-06-18 10:00