日経平均終値は139円高、3日ぶりの1万5000円台乗せ
18日の日経平均株価終値は、139円83銭高の1万5115円80銭と続伸。終値では3営業日ぶりに1万5000円台を回復した。
前日NYダウの小幅続伸や、原油先物価格の調整などが好感され、日経平均は、33円高の1万5009円で寄り付き。前場は小幅高でのもみ合いとなったが、後場に入ると先物主導の買いが観測され、上げ幅を拡大。大引け前には164円高まで買われる場面があった。
個別では、「マイナンバー関連株」の物色でITbook <3742> がストップ高を付け、アイネス <9742> も急騰。スマホ向けゲームの好調で前日にストップ高したミクシィ <2121> は、きょうも大幅高となった。
ほかにも、「LINE」向けパズルゲームが好調なスクウェア・エニックス・ホールディングス <9684> や、前4月期の大幅増益が好感された菊池製作所 <3444> が急騰。スマートフォン向けコイルの新製品を開発した東光 <6801> 、今5月期に過去最高益を見通したツルハホールディングス <3391> 、低価格旋盤の受注好調が報じられた高松機械工業 <6155> なども大幅高となっている。
一方、中期経営計画の発表も投資評価の格下げがあった発表したニコン <7731> 、外資系証券が投資判断と目標株価を引き下げた東洋エンジニアリング <6330> が急落。新株予約権の発行を明らかにしたJUKI <6440> も弱含んだ。
また、前日急騰の反動安で日本金銭機械 <6418> やオーイズミ <6428> などカジノ関連銘柄が軟調となっている。
業種別では、証券、精密機器、銀行、その他製品、電気機器株などが買われ、海運や食料品、タイヤ株が弱含んだ。(編集担当:片岡利文)
18日の日経平均株価終値は、139円83銭高の1万5115円80銭と続伸。
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2014-06-18 15:00