アメイズは大量出店で急拡大路線に舵を切る
アメイズ <6076> (福証)はロードサイドホテルという新業態を確立しつつある。主として幹線道路沿いや、ターミナル駅を結ぶ中・小規模の駅のそばに出店する。同業他社との競合を避けると同時に、郊外立地で店舗取得費用削減を図り、安価な価格を設定している。大量出店による費用増で一時的な収益停滞もあり、株価の評価は前進力に弾みがつかないが、先行き本格的な評価局面が待っていると言えそう。
同社は設立以来、商号を株式会社亀の井ホテルとし、主に「亀の井ホテル」という屋号でホテル店舗を展開してきた。しかし、2013年3月に、企業イメージ一新のため、商号を株式会社アメイズに変更した。「アメイズ」とは、価格の安さ・快適性で、とても信じられないという意味での驚きを表すもので、企業理念を容易に想起できるものとして、また外国人にもイメージしやすく覚えやすいことから選定した、
今後新規出店する店舗は、ホテル名を「HOTEL AZ」として展開する予定である。第1四半期会計期間末における店舗数は、ホテル店舗が38店舗(直営店35店舗、FC3店舗)であったが、通期では91室タイプのHOTEL AZ新店舗を16店舗新規開店する予定で、まさに急拡大路線を走る。
積極的な店舗展開、ポイントカードの開始によるリピーターの獲得で客室稼働率を引き上げ、口コミによる利用やリピート率のアップなどの施策図り、早期の収益化を目指す。出店費用増で今2014年11月期は営業利益11億9000万円と、前期比16.7%の減益が見込まれている。しかし、稼働率の向上などで、費用を吸収できる可能性もある。そうした期待感が次第に株価を刺激する方向に動いていきそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
アメイズ<6076>(福証)はロードサイドホテルという新業態を確立しつつある。主として幹線道路沿いや、ターミナル駅を結ぶ中・小規模の駅のそばに出店する。
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2014-06-19 10:15