ゴールドマン証がユニ・チャームの目標株価を引き下げ
ユニ・チャーム <8113> の目標株価を、26日付のゴールドマン・サックス証券リポートが引き下げた。
同リポートでは、ユニチャームの今3月期第3四半期(9―12月)営業利益について、国内は堅調なものの、アジアやその他海外が減益になると予想。特に、中国においてベビー用紙おむつの減収が響くと見ており、前年同期比で4%の減益を予想した。
さらに、インドネシアの通貨ルピア安なども影響することから、同証券による通期の営業利益予想を引き下げ。会社計画と同水準の700億円(前期比17.7%増)から、665億円に下方修正している。
また、中国のベビー事業については、高価格帯のラインナップ不足が需要増に対応しておらず、「ミスマッチ解消には想定以上の時間を要する」と見ており、厳しい状況が続くと分析。これらの要因から、投資判断は「中立」を据え置いたものの、目標株価を6250円から6000円に引き下げた。
ユニチャームの27日前場の終値は、10円高の5810円となっている。(編集担当:片岡利文)
ユニ・チャームの目標株価を、26日付のゴールドマン・サックス証券リポートが引き下げた。
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2013-12-27 12:15