レンゴーが軟調、段ボール取引に関する課徴金納付を嫌気

 レンゴー <3941> が軟調。前日終値で寄り付いたものの、徐々に値を切り下げ、午前10時56分には6円安の475円まで売られている。  同社は19日引け後、公正取引委員会から課徴金納付命令を受けたと発表。売り要因となった。  段ボールシート、段ボールケースの取引に関して、独占禁止法に違反する行為があったとして排除措置命令を受け、課徴金はグループ7社で57億3200万円になるという。  レンゴーでは事前通知段階での課徴金をもとに、全額を前14年3月期に特別損失として計上済であり、今期の業績予想への影響はないという。一方、同社は「事実関係並びに法律的な論点にきわめて大きな嫌疑がある」と受け止めており、審判請求も視野に対応を検討中と発表している。(編集担当:片岡利文)
レンゴーが軟調。前日終値で寄り付いたものの、徐々に値を切り下げ、午前10時56分には6円安の475円まで売られている。
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2014-06-20 11:15