ソフトバンクの株主総会、業績のドコモ超えを強調、米国事業に自信示す
ソフトバンクは2014年6月20日午前、都内で株主総会を開いた。総会では会議冒頭に前年度の業績をビデオで紹介し、売上高、および、利益でNTTドコモを超えたと繰り返し強調した。また、代表取締役社長の孫正義氏は、米国での事業展開に自信を示した。
今後の事業戦略について孫氏は、創業から33年になるソフトバンクを、敬愛する坂本竜馬の一生(33年間)と重ねながら、「世界を志した坂本竜馬のように、今後は情報革命により世界を変える」と語った。
また、米国事業への参入について、「2000年にソフトバンクがYahoo! BBを開始するまで日本は最も通信料金が高く、通信速度が遅かった。しかし、今では日本のほうが米国よりはるかに料金が安く、通信速度が速い、これは国内の事業者3社が競争をした結果である。日本でのノウハウを共有し、米国で世界No.1のモバイルインターネットを実現する」と語った。
質疑応答では、様々な株主からの質問がある中で、株主から「日本では無料のWi-Fiスポットはまだ少ない。また、日本語だけではなく多言語で展開したサービスを無料で提供するサービスがあってもいいのではないか」という意見に対し、「やりましょう」が飛び出す場面もあった。(編集担当:村田博路)
ソフトバンクは2014年6月20日午前、都内で株主総会を開いた。
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2014-06-20 15:30