【今週の注目銘柄】「電線地中化」関連株では西部電工の割安感が強い
前週は政府・自民党による電柱の新設禁止検討が伝わり、関連銘柄の一角が活況となった。共同溝を手掛ける西部電気工業 <1937> にも物色の矛先が向かい、日足チャートでは一目均衡表の「雲」を上抜いている。予想PER7倍台にPBR1倍割れと割安感が強く、200日移動平均線が下値支持線として意識されれば下値の限られた展開が期待されよう。
15年3月期は、完成工事高585億円(前期比0.2%増)、営業利益20億5000万円(同5.3%増)、純利益15億円(同26.6%増)と増収増益を計画するが、前期と前々期は期初の計画を上回って着地するなど、最近は保守的に見積もる傾向にある。配当は中間期5円、期末10円の年間15円を予定。予想配当利回りが3%台と高めな点も注目しておきたい。(編集担当:宮川子平)
政府・自民党による電柱の新設禁止検討が伝わり、関連銘柄の一角が活況となった。
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2014-06-22 10:00