「尖閣問題」以前のシェア届かずも・・・中国市場で日系車の販売が好調=中国メディア

 中国の盖世汽車網はこのほど、2014年に入って以来、中国市場における日系車の販売が好調を保っていると伝え、1-5月の累計販売台数が前年同期比15.1%増の119万6400台に達したと伝えた。  日系車の販売が好調である理由について、記事は「新車の販売が伸びていること」を挙げ、1-5月のミニバン市場における日系車の販売で前年同期比68.6%増、さらにSUV市場では同49.7%増になったことを紹介した。  ミニバン市場ではホンダがJADE(中国版ストリーム)を新車として投入したほか、SUV市場においてはマツダがCX-5を、スズキがS-CROSSを、日産がx-trailの新車をそれぞれ投入している。  一方で日系車の乗用車市場におけるシェアについて記事は、「釣魚島(尖閣問題の中国側呼称)問題が起きる前の20%という水準は回復できておらず、1-5月は16.1%にとどまった」と伝えた。  さらに日系車の1-5月における車種別の売れ行きについて、もっとも売れた車種は日産シルフィで12万1079台だったと紹介、続いてホンダのCR-Vが7万8826台、トヨタのカムリが6万8412台と伝えた。  4位はホンダのクライダー、5位はトヨタのヴィオス、6位はトヨタのRAV4、7位が日産のティアナ、8位が日産のディーダ、9位が日産のキャシュカイ、10位がトヨタのハイランダーだった。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Philip Lange /123RF.COM)
中国の盖世汽車網はこのほど、2014年に入って以来、中国市場における日系車の販売が好調を保っていると伝え、1-5月の累計販売台数が前年同期比15.1%増の119万6400台に達したと伝えた。(イメージ写真提供:(C)Philip Lange /123RF.COM)
china,economic
2014-06-20 17:30