消費者ニーズを捉えた日系自動車、「バランスの良さ」が人気の理由・・・天津市でも人気高まる=中国メディア

 中国汽車工業協会によると、中国市場における1-5月の日系車の販売が前年同期比15.1%増と好調を保っていることについて、中国メディアの渤海早報は19日、「天津市でも日系車の人気が高まり始めている」と伝えた。  記事は、2013年ごろからホンダ・アコードや日産・ティアナなどといった新車が「質を高める一方で、価格を下げている」と紹介、今年に入ってからはその傾向が強まっていると指摘した。さらに、一部の日系車の販売店では積極的な予約販売が行われていると紹介し、「日系車のコストパフォーマンスが高まるにつれ、販売も伸びている」と論じた。  さらに、日系車が天津市の消費者の間で人気が高まりつつある理由について、記事は「乗り心地の快適さ」や「省エネ」といった自動車そのものの性能の高さのほか、「耐用年数の長さや下取り価格の高さ」など全体的なバランスの良さを挙げた。  続けて記事は業界関係者の発言として、自動車を買い求める消費者の多くが「購入後のメンテナンス費用」を重視していると指摘。日系車はメンテナンス費用が相対的に低いことから、「将来の自動車買い替えに向けて費用を浮かすことができる」とし、これらが市場のニーズに合致しているのではないかと伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国汽車工業協会によると、中国市場における1-5月の日系車の販売が前年同期比15.1%増と好調を保っていることについて、中国メディアの渤海早報は19日、「天津市でも日系車の人気が高まり始めている」と伝えた。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-06-21 14:00