WTI原油先物大幅高、地域情勢が背景に

 6月20日(金曜日)のスポット金は前日の大幅上昇に対しての利食い動きが見せられ、小幅下落となったが、週間では4カ月ぶり大幅高となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)が低金利継続の方針を示したことを受けて、インフレヘッジの買いが活発になった。そのほか、ロシアとウクライナの地域情勢の緊張化およびイラクの情勢も金買いにつながった。  金曜日のWTI原油は大幅に続伸した。イラク危機を背景に週間ベースでは2週連続高となった。オバマ大統領は前日、軍事顧問団をイラクに派遣すると発表。ウクライナは1週間の軍事作戦停止を宣言した。現在の原油価格について、市場では”地政学的リスクが価格に織り込まれつつある”との見方もあって、価格は前期高値112.22(8月28日)に接近しつづ、今後は神経質の展開が予想される。(情報提供:東岳証券株式会社)
金曜日のWTI原油は大幅に続伸した。イラク危機を背景に週間ベースでは2週連続高となった。オバマ大統領は前日、軍事顧問団をイラクに派遣すると発表。ウクライナは1週間の軍事作戦停止を宣言した。
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2014-06-23 10:45