アミタＨＤはストップ高、南三陸町でバイオガス事業を開始

　アミタホールディングス <2195> は午前１０時５２分に１５０円ストップ高の１０００円を付けた。新規事業の開始が好感された。 　２０日、宮城県南三陸町でバイオガス事業を本格的に開始すると発表した。同社は京都府のバイオガス施設（京丹後市）を運営しているが、南三陸町では運営だけでなく、自社事業施設への投資を行う。同町に新規設置予定の施設において、生ごみやし尿汚泥など有機系廃棄物を発酵処理し、メタンガスと液体肥料を生成。メタンガスは施設内で発電に利用し、液肥は有機肥料として農地に還元する。事業開始予定日は来年（１５年）３月。 　なお、バイオガス施設設備一式（予定金額４億２００万円）の一部に対して農林水産省から補助金が交付される見通しだが、現時点でその金額や支払時期は確定していないという。（編集担当：宮川子平）