シグマクシスはワンストップサービスを強みに事業拡大を図る

  シグマクシス <6088> (東マ)はもみ合い離脱を迎える頃合いだ。1月8日の高値2608円から調整波動に入っており、日柄面では整理は十分に行き届いている。5月9日に決算発表を行ったが、好業績が利益確定の呼び水になり5月20日には603円の安値にまで売り込まれた。従って、日柄、値幅の両面で整理は行き届いた状態にあり、ちょっとした買いで株価は一気に値を戻す状態にある。   前2014年3月期決算は、売上げこそ96億8000万円(前期比5.5%減)と、小幅減収になったが、営業利益は8億2800万円(同17.9%増)の大幅増益を確保した。今2015年3月期も売上げ97億円(前期比2.7%減)、営業利益9億1000万円(同9.8%増)と、連続増益が見込まれるなど、業績は好調。   ただ、今期は前半の営業利益が2億円と前年同期比49.7%のダウンが見込まれており、ここらあたりが投資家の警戒感を誘ったようだ。しかし、後半の営業利益は7億1000万円と。前年同期の4億3000万円を大きく上回る。相場の視点も次第に後半の業績回復へと移っていく可能性が強い。   同社は、戦略コンサルティングや業務コンサルティング、システム設計・開発およびプロジェクトマネジメントを手掛ける。戦略や業務課題解決のプロフェッショナルと、テクノロジーのプロフェッショナルが1つのチームを形成し、戦略の立案・策定から、ビジネスモデルの設計、システムの設計・構築・導入までを通しで手掛ける「ワンストップサービス」に特徴がある。   幅広い業界にわたる企業の経営課題解決と企業価値最大化を支援するコンサルティング・サービスを中心として事業を拡大していく方針だ。また、アジア市場を中心とした海外展開に向けて、拠点の整備等も行っていく。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
シグマクシス<6088>(東マ)はもみ合い離脱を迎える頃合いだ。1月8日の高値2608円から調整波動に入っており、日柄面では整理は十分に行き届いている。
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2014-06-23 11:30